2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧
甄嬛は散歩の途中、御花園のブランコを見つめ、かつて雍正帝と過ごした時のことを思い出していた。 杏の花を見つけ 「花は美しいが実は酸っぱく種には苦みがある。人も同じ。 最後に侘しければ美しさに意味がある?」と言ってブランコに座り 「ならば松のよ…
碎玉軒に届けられる食事は腐りかけのものばかりで嫌がらせは続き、体調を崩した甄嬛のために侍医を呼ぼうとしても侍衛が応じず槿汐たちはどうすることも出来ずにいた。 甄嬛が外の空気を吸おうと寝台から起き上がったもののすぐさま倒れてしまう。 流朱、浣…
皇后は夜遅く雍正帝を訪ね、元宵節の催しについて相談している最中、弘暄に爵位を与えたのは甄嬛の提言であったことを知り驚き険しい顔になる。 皇后は言いにくそうに「莞嬪の行動は時にしきたりに反します」とやんわりたしなめるが「莞嬪を好いていただろう…
沈眉荘が点火した布が激しく燃え上がる。 「火事だ!」と叫び皇宮に知らせ回る太監たち。 その中に紛れて逃げようとする一人の太監が捕らえられる。 焼け出された甄嬛と腕に重傷のやけどを負った沈眉荘。 そこへ雍正帝が現れる。 雍正帝は小允子から放火した…
雍正帝は甄嬛に存菊堂を訪れたが沈眉荘にやんわり拒まれ近づけようともしない態度だったと話し「朕が疑った件をまだ根に持っているのか」と尋ねる。 甄嬛は沈眉荘の気遣いだと話し雍正帝のことが心配だと言っていたと嘘をつき取り繕う。 そして古代の賢妃を…
雍正帝は十弟に問われた八つの罪状を読み上げ甄嬛にどう思うか尋ねる。 甄嬛はどれも事実だと答えてから死罪にするのか聞く。 雍正帝は兄弟殺しの汚名を着たくないし戦功もあるので死罪は免じるが親王の爵位は剥奪して庶民に落とした上、生涯宗人府に幽閉と…
雍正帝は三人の臣官たちに年羹堯の上奏書を見ろと言った。 上奏書を読んだ張延玉は、「年羹堯が八皇弟と九皇弟に情けをかけるようにと?」と確認するが雍正帝はから「表向きはな。年羹堯の真意が読めぬか」と聞き返えされる。 雍正帝は年羹堯が自分の腹を探…
妃嬪たちが集まる場に甄嬛と安陵容、二人がそろって姿を現す。 皇后から円明園へ避暑に行くことが告げられるが沈眉荘は病身の皇太后の世話のため宮中に残ると申し出、了承される。 円明園で過ごす妃嬪たちの住まいについてかつて沈眉荘が割り当てられていた…
曹貴人と温宜が遊んでいる所を通りかかった甄嬛。 曹貴人は華妃から翊坤宮に呼び出され自分が冷遇されていた時の甄嬛の行動を聞かれたと明かす。 そして曹貴人は甄嬛のことを第一に考えていると言うが甄嬛は遠回しに疑う気持ちを伝える。 曹貴人は「私めでも…
雍正帝の書いた書をを寝室に貼り終え流朱たちと和む甄嬛の元へ小厦子が慌ててやって来た。 蘇培盛から陛下が怒っているので養心殿へ来て欲しいとの伝言が伝えられる。 養心殿に着くと蘇培盛から雍正帝が激怒していて自分たちではお手上げなのでなだめて欲し…