大雨の中、甄嬛は流朱を伴い果郡王を装っている雍正帝との約束通り御花園を訪れるが、雍正帝は来ない。 「私は馬鹿ね、相手は皇弟よ 大雨の日にわざわざ来るはずないわ」 と言う甄嬛を流朱は慰め、碎玉軒へ戻るよう促した。 二人が傘を差し歩いていく後ろに…

輿に乗り皇后を訪ねる余氏と鉢合わせた沈眉荘。 余氏から「道を空けて下さい」と言われた沈眉荘は「采月、道を譲りましょう」と穏やかに言った。 余氏が去ってから怒る采月に沈眉荘は 「寵愛を得た者を非難すれば己の首をしめる 怒りを抑えれば平穏でいられ…

「もうお仕えできません」 跪き頭を下げる康禄海は、麗嬪から仕えろという通達があり仕方がないかのように話す。 甄嬛は「行くといいわ」と言って碎玉軒から離れることを許し、他の侍女・太監を集め 「療養中だから人手は必要ない 碎玉軒を離れたければ浣碧…