下稽古が始まる。
激しく火花が散り楽しむ乾隆帝たち。
高貴妃は前に進み出て眺めていると火花が高貴妃の元に落ちて行く。
とっさに乾隆帝をかばう嫻妃。
侍衛たちは芸人たちにやめるよう叫ぶが次々と火花が舞う。
連行されて行く芸人たちの中に瓔珞と話していた芸人の姿があった。
火花を背中に浴び苦しむ高貴妃をにらみつけならが歩いて行く。
海蘭察は荷車で桶を運ぶ袁春望を呼び止め、箱を開けるよう命じるが中身は汚物が入れられているだけだった。
海蘭察たちは辛者庫に入って行き調べ始めるが結局何も出てこなかったので去って行く。
張院判と葉天士から高貴妃が重傷なのに痕が残るのを嫌がって薬を塗らせてくれないと訴えられた乾隆帝は薬を塗るよう命じる。
葉天士は乾隆帝に高貴妃が浴びた鉄には金汁が混ざっていたことを明かす。
袁春望から高貴妃を害した芸人たちを守るのかと責められた瓔珞は素知らぬふりをする。
だが袁春望は瓔珞が皇后に近づかないのは迷惑を掛けないためで儲秀宮に牛の乳を届け高貴妃と揉めたのも自分に嫌疑をかけるためだったと見抜いていた。
そして長春宮が疑われないように盾になるつもりなのか、芸人を助けたのは皇后の敵を討つだけでなく死んだ芸人たちの魂を弔うためだと責め立てる。
瓔珞は「やめて」と言って激高した後倒れてしまう。
珍児は嫻妃に身を挺して乾隆帝を守った理由を尋ねる。
嫻妃は芸人たちの狙いは高貴妃で他の者には害が及ばない距離だったと冷静に語る。
そこに乾隆帝が現れる。
乾隆帝は高貴妃が重傷で鉄には感染して重い病を引き起こす金汁が含まれていたことを明かす。
嫻妃の傷口を見ていた乾隆帝は「淑慎」と呼びかける。
乾隆帝は久し振りに名を呼ばれ喜ぶ嫻妃の手を握りこれまで冷遇してきたが身を挺して救ってくれたと言い、自分の命を捨てる必要はないと言い聞かせる。
あの時は夢中だったがこれからは自分の身を守りますと言って乾隆帝に寄り添う嫻妃。
葉天士からやけど自体は完治するが金汁が傷口から感染していて手の施しようがないと言われた高貴妃は激高し出て行くよう命じる。
葉天士は芝蘭に華佗でも救えない、長くて一月、短くて十日で全身の傷が裂けて亡くなると明かす。
高貴妃の見舞いに訪れた嫻妃は皆を下がらせ二人きりになるよう仕向ける。
高貴妃は怒りながら必ず良くなると嫻妃に話すが、嫻妃は背中一面にひどい傷痕が残ると薄ら笑いを浮かべて言い放つ。
怒った高貴妃は嫻妃につかみかかろうとするが逆にその腕を掴まれ寝床から引きずり落とされる。
嫻妃は高貴妃を鏡の前に連れて行き今後は醜い傷が残る身で陛下に仕え、頼るのは家への恩寵と陛下の憐れみだけで紫禁城中から侮辱と嘲笑にさらされると言って罵倒する。
「お前の仕業?」と怒る高貴妃にある者が演目を利用して高貴妃を害そうとしていたので手を貸した、そして溶けた鉄に糞汁が混ざっていたことも明かす。
嫻妃はかつて高貴妃から受けた仕打ちを持ち出し、怡親王を利用して父親を陥れ我が家を没落させたと責め立てる。
あの時から復讐の機会を待っていた所へ密書が届いたと告げる。
高貴妃は陛下に話すと脅すが嫻妃は自分には陛下を救った功績があると言い、黙っていれば陛下も憐れむが訴えれば愛想をつかされると笑いながら話す。
そして残された時間は少ないことを教える。
悔しがる高貴妃。
「高馨寧 牡丹が泥に散る様が楽しみだわ。失望させないでね」と言い残して去って行く。
満足気に儲秀宮から出て行く嫻妃。
高貴妃は芝蘭に奴婢たちが離れて行き舒貴人は顔も見せないと恨み言を言い、葉天士が治らないと話していたか確認する。
高貴妃は嫻妃の言ったことは正しいと認め、これから湯あみして着替えると告げる。
身支度を整えながら嫻妃への復讐はもう手遅れで時間を無駄にできないと言い、乾隆帝を呼ぶよう頼む。
やって来た乾隆帝に「最期の舞を披露いたします」
「今日の私の姿を永遠に忘れることなくお心に刻んで下さい」と微笑みながら告げる。
踊り続ける高貴妃を止める乾隆帝。
乾隆帝の胸に倒れ込み、陛下は要職に就くと父と自分のに心を開けないので常に疎み警戒されいたので愚鈍を装わなければもっと疎まれていたと語り掛ける。
否定する乾隆帝に高家にとって自分は宮中の駒で陛下にとっても献上された道具なので自分が何者であるかも分からなくなったと打ち明ける。
乾隆帝は慰めるが高貴妃はこれ以上時間を無駄にしたくないと言い、最後に一つだけお願いがあると申し出る。
必ず刺客を見つけると言った乾隆帝に「いいえ」と返し、母親の葬儀を許すよう願い出、平伏する。
「よかろう約束する」と答える乾隆帝。
儲秀宮の前で跪く兄・高恒。
だが高貴妃に会う意思がないことを知らされる。
芝蘭は高貴妃に兄に会うよう必死に懇願するが高貴妃はそれに答えず
「最期の演目を披露するわ」と弱い声で話す。
白い布を手に見守る芝蘭。
舞い終え白い布をたなびかせる高貴妃。
高恒が中に入ると首を吊り自死した高貴妃の姿が目に入る。
高貴妃が亡くなったという知らせを受け乾隆帝は高貴妃から高皇貴妃に昇格させると命じる。
嫻妃は並べてある燭台の四番目の蝋燭の芯を切ってから五番目にある、炎が灯る燭台を見つめる。
袁春望は瓔珞に高貴妃の件について乾隆帝は調査を命じたが芸人たちは認めないだろうし皇太后の誕辰のための演目なのでうやむやに終わり芸人たちも解放されるので安心するよう話す。
瓔珞に食事を食べさせてやる袁春望は一勺ごとの恩を忘れないよう言い聞かせる。
そして瓔珞に管事になったが辛者庫だけでも八人いるので満足すると思うか?と問う。
瓔珞から「兄さん野心的なのね」と言われ「今何と?」と聞き返す袁春望。
~感想~
キャラは濃く残酷だけど瓔珞への仕掛けはことごとく失敗してきた高貴妃が自死に追い込まれました。
「自分が何者であるかわからなくなった」という重い言葉を残しました。
皇后に続いて高貴妃からも直接本当の気持ちを聞いた乾隆帝、少しでいいから変わって欲しいな。
嫻妃と高貴妃との最後のバトルは力関係が変わったことを見せつける壮絶なものとなりました。
高貴妃を引きずり降ろし鏡の前で罵倒する嫻妃の姿はただただ醜くて高貴妃より残酷な人間になってしまいました。
高貴妃の命が少ないことを嬉しそうに暴露し
「牡丹が泥に散る様が楽しみだわ。失望させないでね」というむごい言葉で追い打ちをかける姿とやり切った顔で儲秀宮を出て行く嫻妃を見ていると復讐だけでなく母親から全てお前のせいと言われたことに対する鬱憤晴らしのようにも感じて見ていて辛くなりました。
瓔珞が敵にやり返した後に感じるカタルシスが嫻妃には全くないです。
復讐対象の相手が亡くなったら用意していた燭台の炎をブチっと切る姿は楽しそうで怖い‥。
五番目の炎の灯った燭台は多分皇后様ですよね😕
狂気嫻妃といい勝負なのが袁春望。
瓔珞の目的と行動をしっかりわかってるし、食事を食べさせながら一勺ごとの恩を忘れないよう言うのも軽口ではなく本心からなので瓔珞が心配です。