皇太子李賢と張柬之が画策した謀反は失敗に終わる。
武則天は、謀反をなかったことにし誰も死罪に問わないことに。
そして15年務めた皇帝の座を賢に譲ることにした。
年老いた武則天は、思い出の菊の花を手にしながら初めて入宮した頃を思い出すのだった。
武則天が武如意と名乗っていた頃、徐慧、蕭薔らと共に初めて後宮に入った。
陛下が眺める下で、皇太子・承乾、魏王、呉王が武芸の稽古をしている。
陛下は自分に勝ったら褒美に自分の馬をやろうと提案。
勝負は、陛下が勝ったが魏王に対し「正々堂々と戦え」、呉王には「気を回しすぎる」、承乾には「大局観を持たねばならない」と忠言した上、兄弟で団結して戦えば勝てたのに三人それぞれで戦ったことに失望したと苦言を呈した。
後宮に入った女性達の身体検査が行われる。
後ろ盾のある蕭薔は免除された。
武如意たち才人は、四妃に謁見する。
韋貴妃は、後宮での心構えを説きそして武如意の家系を蔑んだ。
そして文徳皇后の一周忌に披露する舞の稽古に励むよう言い、散会。
舞は才人達にとって入宮後、初となる大仕事となるものであった。
四妃達も去ろうとしていた時、妊娠している賢妃が階段から転げ落ちてしまう。
賢妃は淑妃に「なぜ私を突き落としたの」と責めた。
~我的感想~
武則天って15年もの間権力の座にいたことに驚きつつ、若く美しい男性を寵愛していた姿が最後の最後って悲哀を感じました。
陛下と雉奴が彼岸で待ってるように感じた武則天ですが、二人はどういう思いで彼女を迎えるのでしょうか。
ただ無事に権力の座から降りられてよかったですね。
入宮シーンのファンビンビンさんは、見た目が10代に見えるかどうかはさておき胸躍る表情はあどけなさを感じることができました。
それから賢帝と評される李世民の出来る皇帝感が凄いです。
演技だけじゃなく存在感そのもので伝わる貴重な役者さんだと思います。