足を踏み外した賢妃を突き落としたのは、淑妃だと貴妃は責めるが武如意は賢妃が不注意で足を滑らせたと証言する。
入宮した晩に流すと願いが叶うとされる蓮花灯を流す才人たち。
蓮花灯が陛下に拾われたらいいねと話す武如意と徐慧もその中にいた。
李世民に賢妃はもう妊娠できないと報告する侍医。
王徳は賢妃の度重なる流産には裏があると話し、李世民は貴妃を甘やかしすぎたと厳しい顔で話す。
蓮花灯に気づく李世民はそのいくつかを見るがその中に李世民の若い頃の詩を美しい字で書き連ねた徐慧、そして白紙の武如意のものがあった。
そしてその武如意が淑妃をかばった才人であると結びつく李世民。
賢妃の元を訪れた貴妃。
賢妃は自分と父親の出世の為、貴妃と組んで時には人道に背く命令に従っていた。
賢妃は、明日陛下に貴妃が犯した悪事を知らせると言い放った。
しかし貴妃の侍女は賢妃に自死を促す白い布を目の前に置いた。
そして翌朝、自死した姿の賢妃が発見された。
舞の稽古をする才人達。
踊り手に選ばれることは、即ち陛下の御臨幸に賜れることを意味すると発破をかけられた才人たちは、一生懸命稽古する。
踊り手に蕭薔を選んでもらうため踊りを指導する者にわいろを贈る貴妃側。
指導者は、初めは拒否していたが過去の金銭問題のごまかしをネタに脅される。
武如意は寝坊しそれに付き合った徐慧もぎりぎり間に合ったが、汚れた服を掖庭に運ぶよう言われ戻ってきたら稽古を始めると言われた。
しかし実際は二人が戻って来た時には、すでに踊り手は蕭薔に決まっていた。
~我的感想~
2話目なのにもう四妃の内の一人が悲惨な死を迎える展開になるとは予想してなかった。
しかも貴妃から嫌がらせされてるかわいそうな被害者と思っていた賢妃が、自らと父の出世の為に貴妃の悪事の片棒を担いでいた御仁だったなんて。
悪いことを分担させることでがんじがらめにしていったり、うるさかったら舌を切るよう命じたり貴妃の底なしの悪人っぷりがおぞましいです。
李世民は、ちゃんと一番の悪に気づいているのだから後宮の改革とかやってもらいたかったですね。
賢帝をもってしても女の園はどうにもならない世界ということなんでしょうか。
それにしても美人さんたちばかりで眼福眼福。
お顔も性格も徐慧さんが一番好きですが、淑妃さま美しすぎますし華がありますね。
踊り手は蕭薔に取られてしまいましたが、李世民の中で名前が記憶されている武如意が
何きっかけで李世民と知り合うのか興味津々です。