武則天 #4 無謀な発言

 武如意は貴妃から七歩歩く間に文徳皇后の才徳兼備を表現する詩を作れたら死罪を免れることができるとし挽回の機会を与えられた。

 しかし詩は作れなかった上、文徳皇后を哀れに思うと言ったことで貴妃は武如意を捕らえよ命令した。

 淑妃は寛大な処置を願い出るが、徳妃は道理に外れているとし厳罰に処すよう意見する。

武如意は罰が決まるまで掖庭送りになる。

 

李世民は夜伽の相手に武如意を指名した。

このことは貴妃の元にも知らせが入る。

 

 承慶殿で一緒に踊ったのが李世民とわかり喜ぶ武如意。

しかし文徳皇后を哀れと発言したことの意味を説明したところ生意気と評され承慶殿の管理をさせられることに。

 

そのことを聞いた貴妃は、誰も出入りさせなかった承慶殿へ自由に入らせることは罰ではなく褒美だと洞察する。

 

 貴妃の側近は蕭薔を夜伽の相手にさせるため王徳に賄賂を贈る。

そして蕭薔は夜伽の相手に選ばれた。

 

 文徳皇后に生き写しの娘、鄭婉言が後宮へ送り込まれようとしている。

徳妃に連なる者であり目的は、一族の隆盛を取り戻すこと徳妃の息子を長安に戻す為であった。

 

~我的感想~

 悪王徳さんを見ることができるなんて。

賄賂パワーの蕭薔押しに思わずにんまりしてしまいました。

そんな王徳さんにいぶかしげな李世民も面白かったです。

 

武如意はまた自分からトラブルの種を撒きますし、今度は亡き皇后のそっくりさんが送り込まれます。

やはり面白いです。