視聴を逃していた太宗時代をしっかり見て「武則天」を観了。
太宗時代の方が面白く、登場人物も個性があって魅力的でした。
ブログに初めて書いた60話~最終回まで見直すとあらすじも感想も浅かったので、手直しをして話順にちゃんと変えてようやく終えることができました。
ただの自己満足だし時間もかかるので疲れましたが、楽しい作業となったのはこのドラマが大好きだったからだと思います。
全部を見て振り返ってみると共感出来たり心を寄せることができたのは、媚娘より媚娘に敗れ去った人達や自滅していった人達でした。
特に媚娘と一緒に過ごしていた徐慧が何度も傷ついていく様は、見ていてしんどかったです。
そしてモテ街道を歩む媚娘が、徐慧の気持ちと傷ついている事に気づくことも理解することもできないであろうことが辛かった‥。
でもそんな媚娘が年を経て、敏月の登場で苦悩する側に回るという皮肉な展開になりました。
私は、これまでアジア系エンタメには目もくれず、欧米のドラマ・映画のミステリー、クライムサスペンス、歴史ものばっかり見てました。
「中国ドラマ」と言われても特に浮かぶものがなくて、何となくのイメージで俳優さんもストーリーも画一的で娯楽性がなさそう‥って思ってました。
でも「武則天」を見て見方は一変!!
素敵で個性豊かな俳優さん達、展開も面白い!
そして「武則天」の撮影は、どこかの歴史的建造物を借りて行っていると思っていたのですが、わざわざ一から作ったセットだと知り、えええ!?信じられん、ドラマの枠を超えてる‥と脱帽ものです。
視聴一度目はストーリーを追い、二度目は衣装・アクセ・調度品をチェックしてました。
お衣装は、役柄に合わせた感じで美しく素敵でした。
わかりやすいところだと蕭淑妃の衣装は、原色、派手柄であんまり品がよろしくなくて
ヤンキー風の蕭淑妃に合ってましたし、敏月の場合、衣装もヘア飾りも可愛らしくて雉奴が「無辜の娘」と言って騙されるのも納得の装いでした。
お金をかけて豪華だったことも、宮廷絵巻に入り込めた要素だと思います。
今見たくてたまらない中国ドラマは、中国ドラマの金字塔と言われているらしい「瑯琊榜」です。
でも、初中国ドラマで「武則天」という美美美‥華華華‥なものを見てしまい、その次に金字塔レベルを見てしまうと、その先見るドラマに物足りなさを感じるのは必定なので、しばらく温存しておこうと思っています。
「武則天」を見終わり寂しく感じています。余韻が抜けないです。
則天武后の無字碑が、中国本土ではなく台湾にあったら絶対見に行っています( ´艸`)
最後の最後まで長ったらしいブログにしか仕上げられなかったのにお付き合い下さった方々にただただありがとうございましたの気持ちでいっぱいです。