蕭薔に近づく徐慧。
悩みがあればいつでも聞くと言った。
貴妃は徐慧と親交を持つことを許可する。
蕭薔は早速徐慧を招き入れる。
蕭薔から貴妃企みを聞いた徐慧は、お腹の子を犠牲にしてその罪を貴妃にかぶせる計画を提案する。
そして後で届けさせる匂い袋の中に計画に必要なものを入れておくと告げた。
ためらう蕭薔。
そこへ春盈がやって来た。
徐慧と蕭薔は咄嗟に仲違いしている芝居をする。
徐慧は蕭薔送る品を媚娘が運ぶように話を持っていく。
そして匂い袋も一緒に持って行くよう頼んだ。
魏王は杜楚客に皇太子妃に送り主不明の文を届けるよう指示した。
届いた文を読む皇太子妃、そこには
「称心は邙山の隠れ家にかくまわれている」
と記されてあった。
皇太子妃はすぐさま馬車を用意させた。
隠れ家を見渡せる山の上からこっそり探る皇太子妃。
そこへ承乾の乗った馬がやって来て死んだはずの称心が出迎えていた。
ショックを受け怒る皇太子妃。
皇太子妃は動揺したまま媚娘を訪ねたが不在だった。
帰ろうとした時.徐慧が声をかける。
媚娘に話すつもりだった称心の一件を徐慧に話してしまう。
徐慧は魏徴に話すよう助言する。
皇太子妃が去った後徐慧は
「私を責めないでね。
悪いのはあの女の側に立つあなたなのよ」
と呟く。
一方媚娘は頼まれた品を届ける為、蕭薔の元を訪ねる。
~我的感想~
徐慧が貴妃様レベルまで達するのが早すぎる。
徐慧は元々心優しい性格だったのに恋愛感情が絡んで変わってしまったのかなと思っていたのですが、さすがにお腹の子を犠牲にしてその責任を媚娘に押し付けようという考えが浮かぶ時点でただの人でなしです。
称心を殺すことが出来ず隠れ家に匿っていた承乾ですが早くも魏王に嗅ぎつけられてました。
承乾、やっぱり浅いというか策を巡らせることができない人ですよね。
自分自身の行動で自らを追い込むことをまたやってしまいました。
これまでやらかしても親子の情で許されてきましたが、称心殺害を命じた陛下を欺いたことはさすがにもう無理な出来事になると思います。
称心を見た時の皇太子妃の気持ちを思うと同情します。
友情であれ愛情であれ称心への想いの深さを改めて感じたと思います。
それに比べて私への愛は?ってなりますよね、多分。
気の毒な皇太子妃は、称心の一件の顛末を徐慧に話してしまいます。
皇太子妃からしたら動揺していてすぐにでも誰かに頼りたかったのかもしれないですが。
徐慧の企みにいい風が吹いてきてて何も知らない媚娘は大丈夫なんでしょうか。