いきなり襲われ何とか逃げる媚娘。
しかし李魈が追ってくる。
李世民は引き返すことにする。
馬だけ残されているのを見て媚娘を探すよう指示する。
雉奴も残された馬を見て媚娘を探し始める。
李世民を見つけ駆け寄ろうとする媚娘の後ろから矢が放たれ背中に命中、李魈はまだ矢を放とうとするが承乾の乗った馬が立ちはだかり馬に矢が命中する。
矢を放つ李世民、李魈は自害した。
媚娘に「また会えてよかった」と声をかける李世民。
媚娘は気を失ってしまう。
王徳から李世民に侯君集が高昌軍を撃破したことと蕭薔懐妊、二つの吉報が報告された。
徐慧はお酒を飲もうと媚娘を訪ねてきた。
魏王と杜楚客は承乾と媚娘が手を組めば後継の座を奪うことは困難になるってしまうと話し合っている。
杜楚客は明日の朝議で国を滅ぼすのは皇太子であると奏上させようと提案、魏王もそれに乗っかった。
媚娘は自分のことを徐慧が傷つけない証は自分が贈った腕輪をずっとしていることだと話し、かつて結婚していたかもしれない李牧という男の話をする。
李世民は李魈に媚娘殺害を命じたのが長孫無忌だと知る。
朝議の場で女帝武氏の予言は、武氏は関係なく唐が三代で滅ぼされるのは君主の方が問題であるとして皇太子を廃すべきとの奏上がなされた。
李世民は奏上したものを捕らえ牢へ入れろと命令し朝議は散会した。
朝議が解散となり「自省の書」を手渡せなかった承乾は荒れる。
媚娘を殺しておくべきだったと話す承乾にもっての外と諭す魏徴は、媚娘を組むべきだと話す。
そして媚娘と接触する役割を皇太子妃に託すことに。
皇太子弾劾の黒幕が韋源承ではないかと疑う李世民、しかし長孫無忌はその考えに疑問を抱く。
～我的感想～
「また会えてよかった」
まず触れずにいられない陛下のお言葉。
わざと媚娘をはぐれさせたのに結局引き返す選択をしたのは、単に胸騒ぎがしたからなのかそれともやはり手放すことはできないという思いが沸き上がってきて気が変わったのか。
陛下の媚娘への想いは本気なんだなと思いました。
そしてまさかの蕭薔さんご懐妊。
蕭薔からすればとりあえず生き残る道が出来た安心と産まれてくる子の後見人になりあれこれ口出ししてくるであろう貴妃の存在が今まで以上に心に重くのしかかってくると思います。
蕭薔はどの道を選んでも結局貴妃からは逃れることが出来ないので少しの幸せも見えてこないのがしんどいです。
文娘から後宮ゴシップを聞く徐慧の顔つきがすっかり変わってしまいました。
意地の悪い顔になってきて後宮入りした妃嬪たちが辿る道を見てる気がして辛いです。
媚娘と徐慧二人飲み会。
お酒が入ると本音と深い話をするのはあるあるですよね。
お酒が入って何か揉めるのではないかとハラハラして見てましたが険悪な雰囲気にもならずよかったです。
媚娘を何としても亡き者にしたいと強く思う、朝廷になくてはならない長孫無忌と本気で愛し始めてる媚娘の板挟みの陛下がどうするのか気になります。
