斉王は斉州軍と共に長安へ行くつもりだ。
そしてそれは殷宏智の入れ知恵。
長史・権万紀はそれは謀反だと警告するも斉王は勝てば謀反にはならないと言って聞かない。
殷氏は計画が漏れるのを防ぐため権氏を殺害する。
昏睡状態が続く徐慧に付き添う武如意。
そこに李世民がやって来る。
疲れて寝てしまった武如意を寝床へ入れ寝かせてあげた。
そしてその場に奏上文を持ってこさせ政務をこなす李世民。
目覚めた武如意は椅子で眠っている李世民に布団をかけていた。
意識を取り戻した徐慧は、そんな二人を複雑な面持ちで見ている。
馬球の試合が始まる時刻が近づいていているとして菊園へ移動するよう促す王徳。
武如意を菊園に誘う李世民。
徐慧の看病があると断る武如意だが
「如意だけでなく私にも応援させて下さい」
と徐慧の声が。
徐慧が昏睡状態から戻ったことを皆が喜ぶ。
武如意の噂は皇太子妃にまで届いていた。
琉璃宴での活躍の証と淑妃が言うの聞いてまた複雑な表情になる徐慧。
菊の花がたくさん飾られている。
漠北との馬球の対戦は引き分けだが負傷した呉王の代わりの者と対戦して勝敗を決めようとする木図王子。
次回の試合で勝敗を決めようと言うが木図王子は納得せず知恵比べの問題を出す。
たくさんある菊の花の中から最も美しい一輪を唐の智者に選んで欲しい、条件は花を摘むのは一度、選び直しは禁止だといものだ。
武如意は自ら名乗り出て淑妃に耳打ちをし、微笑む淑妃。
武如意は菊の中から一輪取り出し、残りの菊に火をつけさせた。
これで菊の花は自分が持つ一輪だけ、ゆえにもっとも美しいと言った。
面白くない表情の貴妃。
妙案だと満足げな李世民。
漠北の者も見事だと言い知恵で勝負を制された、敬服いたすと言わしめた。
だが木図王子は弓比べを陛下としたいと言い出し帽子を放り投げ弓を命中させた。
~我的感想~
斉王、、、恐れを知らない若さのせいなのか殷宏智達が上手に丸め込んだのか
謀反なんて成功する訳ないのに
権万紀の方を信用してて欲しかったですね。
徐慧さんが昏睡状態から目覚めるシーンは切なかったのです。
目覚めて最初に見た光景が武如意と陛下の二人の世界。
菊園に行くか行かないかの会話の時もなんかいい雰囲気なんですよね。
しかもそれより前に意識が戻っているのに自分から言葉を発するまで誰も気づいてくれていない。
自分が入る余地はないと思い知らされた辛い時間だったのではと思います。
そしてその後の菊パフォーマンス。
とっさの知恵、度胸、行動力
若干やりすぎ感はありますけど、あそこまでやられると嫉妬もしなくなるレベル。
徐慧だけじゃなく皆から一目を置かれる存在になる武如意。
貴妃&春盈コンビがどう出てくるか怖い(笑