2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

武則天 #42 楊淑妃の真実

魏王は皇太子に自薦し、自身への懸念を解決する為、我が子を殺めて雉奴を後継者にするつもりだとし疑うなら今すぐ息子を殺すと決意を語る。 李世民は屋敷に戻って沙汰を待つよう言い渡した。 魏王が去った後、李世民は長孫無忌、褚遂良、李勣を呼ぶよう命じ…

武則天 #41 怨恨の炎

媚娘と徐慧への復讐を誓う蕭薔。 そして李世民を思いかつて賜った玉佩を手に泣き続けていたが陛下の自分への愛はこの程度と言い、その玉佩を池に投げ捨てた。 媚娘は瑞安に謀反前後の徐慧の行動を一部始終調べるように頼む。 浄初池に来て欲しいとの蕭薔から…

武則天 #40 武媚娘の決心

雉奴の朝議での態度に魏王寄りだった大臣が中立になってしまい策を練る魏王と杜楚客。 魏王は厄介なのは雉奴ではなく媚娘だとし、徐慧を使い媚娘を追い詰めて行こうと考える。 李世民は媚娘の絵を眺めている。 そこへ李牧の名簿がなくなっていると報告が入る…

武則天 #39 3人の男たち

徐慧は何度も忠告したのに李牧のことをと李世民に言わなかったと告げ口し、李牧を始末するよう進言する。 李世民は徐慧に褒美として充容に封じると言った。 位より側にいたいと言う徐慧に「下がれ」と命じる李世民。 寂しげな顔で振り向く徐慧。 北伐につい…

武則天 #38 韋貴妃の失脚

泣き叫ぶ貴妃を見て笑う蕭薔。 乾祥宮に大理寺の捜索が入る。 貴妃を非難する多くの奏上文が届く。 王徳も韋家を非難する。 そして奏上の中には韋源承を弾劾する魏王のものもあった。 長孫無忌はこれを機に韋家の膿を出しきらないとまた多くの犠牲が出ると言…

武則天 #37 称号剥奪

皇太子になることを拒否し立ち去ろうとする雉奴に「私のためなら?」と問いかける媚娘。 雉奴は「武ねえさんを傷つけさせやしない」と答えた。 大理寺の戴青から媚娘は皇太子の謀反に関係していないが隠蔽はしていた可能性があると報告を受ける李世民は、死…

武則天 #36 武如意と武媚娘

貴妃は媚娘の裁きまで2刻あると聞き、自害したとしても誰も驚くまいと言い、春盈はすぐ手配すると応じた。 雉奴は淑妃に媚娘救出を願い出る。 そこに掖庭に入り込んだ者がいるとの情報を楊青玄が知らせに来た。 淑妃は令牌を持って雉奴と共に掖庭へ行くよう…

武則天 #35 善良な弟と邪悪な弟

李世民は「観念せよ 命は助ける」と言うが 承乾は 「この日を待ちわびてました。 譲位して下さい」 と言い降伏しない。 李世民と承乾二人で戦うも承乾は敗れる。 そこへ現れた媚娘に李世民は 「朕は願っていたぞ そなたと承乾の所業が夢ならよかったとな」 …

武則天 #34 謀反決行

侯君集は淑妃は過去のいきさつから李世民への忠誠心はなく反心をいだいているのではと話す。 李世民は心配することはないと返す。 一時的に意識が回復した魏徴と最期の対面をする李世民。 魏徴は最後に皇太子の廃位について尋ねる。 李世民は魏徴に「そちに…

武則天 #33 すりかえられた紙片

侯君集が凱旋し戻って来た。 李世民は侯君集と酒を飲み泥酔してしまう。 一方侯君集は酔ったふりをして承乾のもとを訪れていた。 文娘は手巾に鴛の刺繍をしている。 瑞安が修理してくれた燭台を愛おしそうに触れ胸に抱く。 そこへ徐慧がやって来た。 文娘は…

武則天 #32 最後の献策

貴妃に黙って乾祥宮を出て李世民に会おうとしたことを責める貴妃、詫びる蕭薔。 乾祥宮を出る手筈を整えた侍女はすでに殺し野狐落に埋めたと話す貴妃。 朝議におぼつかない足取りで参加する魏徴。 体調のすぐれない魏徴が朝議に参加した理由は承乾を弾劾させ…

武則天 #31 皇太子の本心

「親征が決まった場合誰を監国に任じるか」と言った魏徴に 「それこそが朕が論じたかった点だ」と応えた李世民。 魏徴は承乾に悔い改める機会を与えて下さいと願い出るも李世民は今まで何度も与えてきたと怒りその場から立ち去る。 その後を追いかける魏徴。…