2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

武則天 #30 徐慧暗躍する

徐慧から頼まれた品を蕭薔の元に届ける媚娘。 そこには貴妃もいた。 蕭薔はその中にある匂い袋を密かに袖の中に隠した。 そして自分のことは貴妃が見てくれるからと媚娘が届けたものを捨てるよう言った。 帰って来た媚娘は皇太子妃が訪ねてきたことを聞く。 …

武則天 #29 乾祥宮からの招待

蕭薔に近づく徐慧。 悩みがあればいつでも聞くと言った。 貴妃は徐慧と親交を持つことを許可する。 蕭薔は早速徐慧を招き入れる。 蕭薔から貴妃企みを聞いた徐慧は、お腹の子を犠牲にしてその罪を貴妃にかぶせる計画を提案する。 そして後で届けさせる匂い袋…

武則天 #28  腹心との別れ

妊娠中の蕭薔は部屋から一歩も出られない上、春盈らの監視も厳しくなっていた。 承乾と称心は狩りに出かける。 先を歩く称心を狙って矢を放とうとする承乾。 振り返った称心、承乾は称心ではなく飛んでいる鳥に矢を放つ。 承乾と称心が帰って来るのを待ち構…

武則天 #27 友情の行く末

貴妃は蕭薔が皇子を産めば切り札になると言い媚娘を排除するのはそれからだと春盈に言う。 自身の身代わりを見つけた媚娘を自分が見込んだだけのことはあると評する淑妃。 しかし承乾と媚娘が気脈を通じていることは気がかりで東宮、賢霊宮どちらを重視して…

武則天 #26 武媚娘の画策

皇太子弾劾の黒幕は李世民の息子であると疑う長孫無忌。 「許せぬ」と怒る李世民。 彭婆の世話をする媚娘。 そこへ皇太子妃が現れる。 媚娘は、魏徴に 「李淳風は女帝武氏の正体を突き止めずに亡くなった」 「ゆえに私たちが占トしましょう」 と伝えるよう皇…

武則天 #25 皇太子弾劾される

いきなり襲われ何とか逃げる媚娘。 しかし李魈が追ってくる。 李世民は引き返すことにする。 馬だけ残されているのを見て媚娘を探すよう指示する。 雉奴も残された馬を見て媚娘を探し始める。 李世民を見つけ駆け寄ろうとする媚娘の後ろから矢が放たれ背中に…

武則天 #24 皇太子の失態

承乾を訪ねてきたのは魏王府からの使者で「括地志」完成の祝いの酒宴の招待だった。 承乾の頭に魏徴の言葉や足にけがを負ったことがよぎり、称心が止めるのを聞かず魏王府へ行くと言い出す。 泥酔した承乾が魏王府へ行ったことを王徳から聞いた李世民。 承乾…

武則天 #23 打ち砕かれた思い

媚娘は李世民と会えなくなった為淑妃に取りなしを頼む。 淑妃は承慶殿の明かりをともす役割を与えてやる。 淑妃は李世民を信じると言う媚娘に陛下は一国の主で普通の殿方ではないと言い聞かせる。 心配する瑞安に陛下はいつか承慶殿に来てくれると話す媚娘。…

武則天 #22 失われた寵愛

集まった重臣たちは媚娘を謀殺するよう次々奏上する。 媚娘をかばうのは魏徴だけだった。 重臣の中で長孫無忌一人残り、大勢の民がいる、唐を滅ぼしてはいけないと言って李世民を説得している。 李世民はどう判断しようと媚娘に災いが起こることはわかってい…

武則天 #21 韋貴妃の執念

魏徴は真の敵は魏王であるとし、魏王は韋家と手を組み後宮を味方につけようとしていると指摘。 今最も寵愛されているのは媚娘、その媚娘の宿敵は貴妃。 敵の敵は友と話し手を組むことを勧める。 問題は二人が後宮に近づけないことだと話す。 二人の会話を盗…

武則天 #20 李淳風の死

李淳風に仕える者から春盈に渡った文に 「女帝武氏が唐を滅ぼす」 と書かれているの目にした貴妃は魏王に連絡をと命じる。 承乾は侯君集を味方につけるべく称心と相談している。 李世民に殺される夢を見る媚娘。 目覚めた媚娘は当分静養に努めるようにとの言…

武則天 #19 不吉な予兆

貴妃は四妃の長としてこれまでの様々なことを掌握できず貴妃として失格なので罰を与えて欲しいと申し出てきた。 そこへ長孫無忌がやって来る。 徳妃の扱いについて後宮と長孫無忌の意見が分かれるが、李世民は徳妃のことを公表せず厚く葬ることを決めた。 李…

武則天 #18 謀反の行方

謀反を勧める郝氏。しかし承乾は軍を派遣して父を救うよう指示する。 刺客達を始末した承慶殿で向き合う長孫無忌と李世民。 表面上忠義を装っていた殷宏智を疑っていた李世民は監視をつけていた。 まだ殷家に関わる徳妃がいると話す長孫無忌だが李世民は徳妃…

武則天 #17 武如意の台頭

漠北の者が帽子を投げ弓を命中させる。 菊一輪をくわえる武如意が李世民の前を馬で駆けて来る。 李世民の放った矢は菊の花に命中、武如意は落ちた菊の花を拾い手に掲げる。 菊の花を布に大切に包みしまう武如意。 漠北の者は「唐は最強です」と褒め称え武如…